体験談 ァ)槓圍影目

 

12時ちょうどに恵さんが来ました。約束通り朝シャワーで体を清めて来られました。

昨夜は金縛り等はどうでしたか?と聞くと、昨夜は久しぶりに何事も無く眠れた。

との事です。

 

写経をする為の 墨と硯と筆を用意出来なかった。との事でしたので、嫁と2人で近くの

文房具店に行きました。

文房具店には、何種類かの墨や硯があり 写経用という物もありましたが、

嫁が値段を見て「ちょっと高いねぇ…別に写経用じゃなくてもエエねんよ」と言った所、

恵さんは「イヤこれで治るんだったら全然大丈夫です。」と何のためらいも無く

手に取った時、嫁の片腕にブルブルッと鳥肌の様な感じが走ったそうです。

恵ちゃんのその気持ち(金額では無く気持ちなのです)は即、神に伝わっていると

思います。そこには見栄でも何でも無く真の心を嫁は感じたと言います。

 

この時点では、昨日の夜あれから3人で神さんにお尋ねした内容は 

恵さんには知らせてなかったので

嫁は「昨日、あれから神さんに色々とお尋ねして だいたい分かってきてるから

今日の祈祷ではそれを確認するけど、何も怖くないよ。全然大丈夫やから」等と文具店

からの帰り道色々話しながら歩きました。

嫁「今日から3日間修行に入るけど本当に厳しいと思う。だって3日間しかないから、

でも頑張ろうね。絶対に神さんが助けてくれるから。」

嫁「ところで一つ聞きたいねんけど、恵さん神棚をお祀りしてから、神さんに一心に

何かお願いした事は無い?」恵さん「うん。一つだけ…子供のことで、病院で少し気に

なる事を言われたから 私の頭が痛いのとか、もう治らなくて良いから子供の事をどうか

お願いします。って必死にお願いした事がある。」嫁「うん。分かった」と

内心(やっぱり!昨日、3代目と話していて龍頭さんが巳さんを救うから

その代わり巳さんに人助けとして、この恵さんを救ってあげなさい。

等の話がもしかしたらあるのでは?と言っていた所だったけど、

本当にそういう事かもしれない)と強く思いました。

 

  そして―1日目 1回目の祈祷― (3代目と恵さんと嫁の3人で)

 いつもの様に祝詞をあげていき、稲荷祝詞で少し恵さんの体が揺れだし龍神祝詞で 

また 円を描きだし倒れました。

3代目が「恵さんの職場のある土地で、建設中に知らず知らずに殺されたヘビやなぁ」

恵さん自身は倒れながらも意識はあるので(何を言っているんだろう?)と思っていた

そうなのですが。今まで、何の反応も示さなかった 恵さんの中に入っている巳さんが、

辛かったという表情でうんうんと大きく頭を縦に頷きます。

  それからも祝詞を唱えていると、仰向けに寝たまま両手を大の字に広げ、

祝詞に合わせて床をバンバンと叩きます。その手を天井の方へ上げていったかと思うと、

真直ぐに伸ばした両手で手を叩きはじめ、段々とその手を胸の前に降ろして手を叩き、

叩いていた両手を合わせたかと思うと胸の前で激しく、そのまま上下に振り 力尽きた

様にその手をバタンと離しました。

 

 そして3代目は神棚の方に向きなおり、祝詞をあげていると仰向けに寝転んだままの

巳さんが急に「分かったから。分かったから。」と4〜5歳の子供の様な話し方で

笑いながら恵さんの口を借りて言ったり、ゴロゴロしながら「キャハハハ」とか、

甘えた様な感じで嫁にゴロンとくっついたり、本当に幼い子供が言う様に

「うん。うん。」と何度も言ったり、おもいっきり笑ったり

こんな事をいったら巳さんに失礼かもしれませんが、嫁は「可愛くて仕方なかった。」

と言います。

 

   祈祷を終了し 写経1日目

一応 初日に3枚 2日目も3枚 最終日に1枚と決めておりましたので、今日は3枚

神前にて、神棚に供えたお水を硯に入れて、写経中は正座か胡坐で一言も話さず、

何も考えず一心に写経を進めます。

 

 今まで神仏に手を合わせる事も無かった人が、稲荷神祷のご縁で神様・ご先祖様に

毎朝心を込めて手を合わせ神仏の存在を実感し、神棚を祀ったのが2か月前です。

まだまだ神仏に対しての礼儀や心構え、修行の仕方など全く知らないので、

3日間の間に色々と指導させて頂きました。

恵さんの自宅は他府県にある為、間違った事をさせては大変ですので、今回は本当に

厳しく指導させてもらったと思います。

 

今日は初めての写経と長時間の正座ですので様子を伺いながら1枚書き終えたら

一旦休憩の3クール行いました。

 

 ―1日目 2回目の祈祷―(3代目・恵さん・嫁・信者のユキ・助手のおかあさんも仕事を終えて参加)

 祝詞をあげていると又、龍神祝詞でトルネードが始まり倒れそうになったのを

嫁が受止め膝の上に仰向けに寝転び抱っこされた状態で、祝詞の途中で

「もう分かったから、分かったから」と幼い子供の様に何回も言ったり、イタズラっ子の

様に「イヒッ」と笑いながら歯を見せてグーにした手を口元にあてたり横っ腹を

叩きながら大笑いしたりするので、嫁は笑いそうになりながら信者のユキの顔を

見てみると嫁とは対照的に恐ろしいモノを見るように怖がっていました。

多分、他の誰が見ても怖いと思います。

 

 3代目が巳さんに話しかけます。「巳さん、恵さんを修行人として一緒に修行

したいんやろ?」かすかに頷いた様に見えましたが、あまり反応がありません。

3代目が続けて「それとも龍頭さんの下で眷属として修行したいんか?」

反応がありません。手をバタバタとずっと遊んでいる様です。

 それでも3代目は続けます。「お前、稲荷になるんか?」すると、幼い子供が話す様

に巳さん「うんうん。なるなるぅ」と言います。そこに居た皆が内心 エェーーッ!

軽い!軽すぎるっ!とビックリです。

祈祷の最中なので、邪魔をしてはいけないと、自分の膝の中に甘える様に寝転んでいる

巳さんに嫁が(稲荷の神になるという事は、大変な事なんやでぇ、修行も厳しい

だろうし、人にイタズラや悪さも絶対にできないんよ)と心の中で言いましたが、

相変わらず「うんうん、うんうん」と笑ったり何やら遊んでいる感じです。

 

 祈祷で必死でしたが、助手のお母さんの方を見ると神棚の方を見たまま放心状態に

なっています。巳さんの霊圧にあてられているのでしょう。巳さんは それを見てまた

横っ腹を叩きながら大笑いしています。

 巳さんが、遊んでいるのでしょう。3代目に薬力さんが入り、お母さんの額にクジを

入れるとお母さんの体がボンッと後ろに飛んだ拍子に目をパチクリさせて正気に戻った

様です。(巳さんも、子供の様なあどけない仕草をしていますが 

そんな事が出来るなんて侮れません。)その時の事を、お母さんに聞いてみますと 

体がドッシーーンと重くて重くて仕方がなかった。

意識はあって、今起こっている事は分かっているが自分の体の視線ひとつ自由に動かす

事ができなかった。と言います。それが神の霊圧です。神が入ってもいないのにチョッ

ト霊圧をあてられただけで そうなってしまいますので、神が正味で入られると相当な

修行を積まないと普通に生活が出来ない事が少し分かったと思います。  

 

怖さを知らんと巳さんもエライ事になってしまう。

一歩間違ったら神は神でも魔(黒)になりかねん。と3代目が思っていたら、

3代目の口から勝手に不動明王のご真言が出ます。その途端に巳さんが

からかう様に「うわぁ〜」とオーバーなリアクションで怖がった様なフリをして

嫁に隠れながら また、イタズラっ子の様にグーの手を口元あてイッシッシという顔を

していました。そんな事を知らない3代目ですが、手のひらを神棚の方に向け

(不動明王を感じたそうです)その手のひらをそのまま巳さんの方にグーっともって

行き、ご真言を唱えます。

(この時も体が勝手にそう動いたので、神さんがさせたのです。)すると今度は

ブルブルと震えながら、今まで腹を向けて寝転がってゴロゴロしていたのに、うつ伏せて

座布団に顔を埋め本当に怖がっていました。

 

その後、巳さんに向かって龍神祝詞をあげていると、3代目に龍頭さんが出て

「ようやった。ようやった。」と言われます。これは3代目に対し 巳さんの正体を

よく導き出した。と褒めて下さったと分かります。それから龍頭さんのインの中に恵さん

の体に入っている赤い小さな玉を見せてくれました。

その玉は今まで見た事もない位小さく不安定に動きまくっています。

この玉は巳さんです。

 

続いて薬力さんが出てきて、「う〜〜ん。修行が足らんなぁ」と言われます。

その口調は、どう頑張っても修行が足らんと見積もっている感じです。

そこで嫁が薬力さんにお尋ねします。「どの様にさせてもらったら宜しいですか?」

すると、3代目の手が上にあがって「祝詞を覚えさせよ。3日で。」全ての祝詞を 

この3日で覚えるのは不可能と思った嫁は「何の祝詞でしょうか?」

この時、3代目はヘビは稲荷やから稲荷祝詞やろうと思っていたそうですが、

口から出た言葉は「龍神祝詞」でした。

嫁「分かりました。龍神祝詞ですね。有難うございます。」と言った瞬間、

3代目の体は神棚の方を向き、祝詞をあげ この日の祈祷は終了しました。

 

祈祷終了後しばらくは皆で話していましたが、皆 疲れていた事もあり 

龍神祝詞を覚える様にだけ伝え、この日は早めに帰りましたが 

3代目と嫁は早く寝ようと思いながらも頭ではその事をずっと考えているので

自然と話し込んでしまいます。

3代目「オレは、あの巳さん 絶対に神さんやと 思うねん」

嫁「それは分からんよぉ。だってあんな神さん誰も祀りたくないよぉ。

間違えちゃった エヘッ。って笑われたら たまらんもん」

3代目「ああやって 子供みたいなのは 純粋やからやで 穢れを知らんいうことや」

嫁「あぁ!なる程 それやったら納得!あぁ そういう事かぁ」

3代目「悪いモノは最初に大きく見せようとするけど、神やから オレらを試してると

思う。名前があるかどうか、明日の祈祷で聞いたろうと思う。神やったら名前があるはず

やから、そのまま恵さんに憑いて修行したい。という事やし、ただのヘビやったら、

神の道に入る為に龍頭さんに連れて行ってもらう事になるだろうし、あれだけ何でも

ケラケラ笑って話すから、何でも答えよると思うねん。」でも、この会話を聞いとったら

明日ピターッと何も話さなかったりして なんて話しながら眠りにつきました。

 

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