体験談 ◆檻

 20年程前にバスに乗っていると、後ろの席の見ず知らずの女性に

「すみませんけど、ちょっとお時間ありますか?

 もしよかったら、どうしても知らせたい事があるので次のバス停で一緒に降りてもら

えますか。」と言われ、不審には思われたそうですがその時は、

特に急ぎの用も無かったので、その人の話を聞いたところ、

「普段は、こんな事滅多に人に言わないのですが、あまりにも凄い形相であなたを

睨みつけている大きな男性が見えます。

ですが私は見えるだけで、祓う事が出来ませんので、どこかで一度お祓いしてもらって

下さい。」と言われ、後日 拝み屋さんに行かれたことのある女性と、その息子さんで

ある(長男夫婦)と(次男夫婦とその娘さん)の6名を、次男の方の御依頼でお祓い

することになりました。

 

 次男の方は、母親に何か憑いているかもしれない。兄も体が弱いので一度お祓いをして安心したい。とのことで、長男夫婦にお祓いする事を伝え、

(もしも何か憑いていたら、それに邪魔されて来ない事もある為)

母親には何も伝えずに待ち合わせをして、いつもは仕事もあるので平日に皆揃う事は

考えられないのに、その日に限ってトントン拍子に事が進み我が家へ来られたそうです。

 我が家にきてお祓いをする事を知った母親は(私は、前にそんな事があったけど、

もう大丈夫だし神社で何回もお祓いを受けたことがあるから何かあるとしたら次男の嫁)という、それぞれの思いで祈祷が始まりました。

 

 この時に、体験談,任祓いした奥さんも この御家族と知り合いという事もあり

一緒に何か見えるか手伝ってもらいました。

 

    いつもの様に、神前にて2拍手パンパンから祝詞を奏上しはじめます。

    次男 → 一瞬頭の上からグンッと押えられた感じはあったが、

                 その後キチンと正座し神棚を見れている。

    次男嫁→ 同じく一瞬押さえられた様な感じはあったが、変化なし。

    長男 → 特に何も変化なし

    長男嫁→ 正座している左足が横に何度も引っ張られ、何度も倒れそうになり

                 座り直す。の繰り返し。顔は神棚の方を向いたまま

    母親 → 目はショボショボと体は前後に揺れている。

         本人は倒れたら格好悪いし次男にだらしがないと怒られると思い

                 必死に頑張っていたそうです。

    孫娘 → ブルブル震えながら左半分だけ泣いています。

                 左半分だけ悲しくて仕方がなかったそうです。

 

    一度目の祈祷で様子のおかしかった3名を残し、1人づつ見ていきます。

母親 → うつむいて、丸くなり床に伏せたまま泣いています。「誰や言うてみい」といっても泣いたままで、しばらくして孫娘の「○○がかわいそうや!」といいます。

手伝いに来ていた奥さんに何か見えるか尋ねると「黒い蛇が何匹もトグロを巻いている

のが見える」私は母親の肩に手をあて神さんに尋ねます。(人)(憎念)と感じます。時間が掛かりそうなので、孫娘を見ます。(母親の詳細は長くなりますので、体験談◆檻欧吠姪啜載します。)

 

孫娘 → 頭に手をかざし、神さんに尋ねると「大丈夫」とでます。手伝いに来ていた奥さんに聞いてみると、何も見えない。左半分様子がおかしかったのは、祖母の右側に座っていたので、祖母の影響を受けているだけ。と取りましたので 席を外してもらいます。

 

長男嫁→ 私は神さんに尋ねます。「お札」と感じたので私は長男嫁に「お札か何かを踏んでしまった事は無いか」聞いてみました。

長男嫁は「そんな覚えは無い」との事ですが、手伝いに来ていた奥さんは、「左足の裏が熱い。」と言います。長男嫁は、その間も左足が引っ張られる様な感じで倒れそうになります。私は手伝いに来ていた奥さんに「何か見えるか?」と尋ねると、「明るい光の様な物が見える」との事。悪い霊の類ならウチの神さんの前では面を上げることが出来ずに平伏しますので、今のところは大丈夫と判断し、席を外してもらって母親の浄霊に専念しました。

 最後に長男嫁を個別で お祓いし最後に般若心経を唱え

(この間3度、顔を上げたまま後ろに倒れましたが。)この日は終了しました。

リビングに戻った後も、頭が痛いと言われておりました。

 

 翌日、神さんに長男嫁の件で再度お伺いをしてみますと(石)(お地蔵さん)と感じましたので、さっそく長男の方へ連絡し「石、お地蔵さんと感じるけれど、心当たりは無いですか?」すると即答で長男「あっ!それやったら心当たりがある!オレは気になってたんやけど…」と、

 1年程前に1度四国にある嫁の方の墓参りに行った時の事で、そこには少し大きめの石があちこちと地面に置いてあったそうです。

 嫁は墓掃除の間ちょうど足元にあった石に足を置いていた。(その足が左足だったそうです。)

その時、通りすがりの方に「その石はただの石と違う!地蔵さんや仏さんの石やから、踏んだらアカン!」と注意されたらしいのですが、そんな事ない。大丈夫とそのまま、お墓参りを済ませたそうです。

(ご主人も気になっていたので、初めて行った何の目印も無い場所だけど、どの石か まで覚えている程です)

 

長男嫁は、「そんな事(現実には見えない世界)があるとは思わなかった。どうしたら良いですか。」と大変反省されたご様子なので、私「それやったら、その石を思い浮かべて心から謝罪し、写経の1枚でもして許しを乞うてみては如何ですか?もしそれでも駄目なら四国まで謝りに行ってみられたら良いと思います。」とお返事させて頂き、写経と謝罪をされた後にお祓いさせて頂いた時には、前の事が信じられない程何事もなく神前に座られていました。

 

 罪に気づき心からの反省の気持ちを汲み取って頂け四国に行くことも無く、許して頂けた様です。仏さんお地蔵さんは、ご慈悲がございますので、まだその程度で良かったですが、神の世界では想像するのも恐ろしいです。

 

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